医師国家試験では肺MAC症の治療薬やピロリ菌の除菌薬というイメージが強いでしょうか.
エリスロマイシン,クラリスロマイシン,アジスロマイシンの3剤あり,この順で副作用が改善されていきます.
まとめノート
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解説
スペクトラムの網掛けでは一応肺炎球菌と連鎖球菌にも囲いをしておきましたが,耐性化が深刻なため,第一選択薬で使う機会はないでしょう.モラキセラ,インフルエンザ桿菌に効果があるので,市中肺炎の治療薬として使えますし,マイコプラズマなど非定型肺炎をカバー出来る優秀な側面があります.外来でよく使うかなと思っておいてください.
抗菌薬治療する機会って肺炎が多いと思うので,市中肺炎,院内発症の肺炎を起点に抗菌薬の勉強をしてみると得られる知識は多くなりますよ!一度「抗菌薬まとめてみた」を1周してみたら是非,肺炎の勉強をしてみてください.より理解が深まると思います.
みるすきー
参考文献
「抗菌薬の考え方,使い方」
「絶対分かる抗菌薬はじめの一歩」