研修医になる前に揃えておいた方が良いもの

日々の記録

いよいよ仕事始め・・・

3月もそろそろおわり,4月3日から仕事始めという新研修医の方も多いと思います.今回は研修中のお役立ちアイテムについてご紹介します.是非参考にしてください.

救急研修でも病棟でも役に立つ7道具

1.ポーチ
腰に巻くタイプのポーチです.
ペンライトやポケットマニュアル,iPad miniくらいまでなら入ります.意外と白衣やスクラブって物を入れるスペースが少なくて,服も重たくなるので機動力が落ちます.その点,腰に巻いてあるポーチなら安定感抜群で,走っても物が落ちにくいです.腹回りにあわせてベルトも調節できるので太っていても安心・・・うわなにをするやめろ!

2.ペンライト
これがないと診察に困ります.ペンライトは意外とボタン周りが脆い商品があり,接触不良になりやすいものもあります.その点,今回ご紹介するペンライトは接触不良になりにくく,物持ちが良いです.さらに明るさ調整もできるので,細やかな診察にも対応しています.

3.手帳(メモ用紙)
正直何を使っても変わりはないです.でもデザイン性が良い物を使うとテンション上がるのは私だけでしょうか笑?おすすめするのは,ロディアです.値段もそんなに高くないし,Amazonや楽天,町の文房具屋さんでも見かけます.手に入りやすいです.私の指導医はこれを愛用していました.私も試しに使ってみましたが,手になじみやすいサイズ感で良かったです.

4.聴診器
これは学生実習で使っているはずなので,持っている人がほとんどのはず.リットマンの聴診器が一番良いですね.中でもリットマン 聴診器 カーディオロジーIVが一番おすすめ.値が張りますが,仕事道具はケチってはいけません.弁膜症の音が聞こえなくて,見落としてしまった・・・なんてことは悲惨です.しっかりした聴診器を使いましょう.

5.iPad mini
iPadを病棟で使っている先生は多いです.しかし,iPad AirやProのような大きいサイズのタブレットは,見やすい反面,持ち運びしにくいため機動力が劣ります.先ほど紹介したポーチに入るサイズがまさにiPad miniです.電子化した教科書やガイドラインを閲覧したい時でも,iPad miniで十分な大きさです.病院では常に持ち運びしやすさ,機動力を意識した物選びをすることをおすすめします.

6.各科のポケットマニュアル(特に内科系/感染症系)
内科レジデントマニュアルや感染症プラチナマニュアルはどの科で研修していても頻用します.常に持ち歩いて参照できるようにしておくと便利です.一方,血液内科や呼吸器内科など専門科のポケットマニュアルは買うのがもったいないので,図書館で借りるなどした方がお得です.その科に進むなら買ってもいいでしょうが,たかだか1ヶ月の研修で専門科のポケットマニュアルを買うのはもったいないです.節約できるところは節約しましょう.

7.印鑑
忘れられがちですが,結構使います.医師の仕事は書類仕事も多いので,なにかとサインや印鑑を求められることが多いです.印鑑ホルダーを使ったり,ネーム印鑑付きのボールペンがあると便利ですよ.ちなみに私は印鑑ホルダーを使っています.

最後に

研修医はとにかく機動力を求められます.(廊下は走っちゃいけないって習ったのに)病棟を走り回り,救急外来では各ベッドを飛び回り,患者さんを診察しなくてはいけません.皆さんのより良い研修生活が送れるようサポートできれば幸いです.ここまで読んでいただきありがとうございました.


みるすきー

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