Medu4とは
元MEC講師だったDr.穂澄が独立し,立ち上げた予備校です.完全映像授業のみ,PDFで教科書を配布し,デジタル教育を取り入れたパイオニア的存在です.講師もDr.穂澄のみで,臓器別,マイナー科目,公衆衛生まで全て一人で担当されています.すごいですよね.そんなMedu4について今回はレビューしていこうと思います.
Medu4のメリット
(1)低学年から講座が購入できる
当時話題になった大きいメリットですね.CBT対策と国試対策を兼ねて,一緒に勉強できてしまう.これは大きい魅力ではないでしょうか?今や,年々国試対策の時期が早まっており,そういう観点からも低学年から映像講義を購入して勉強できるのは,余裕がある人にとってはありがたいと思います.
(2)講師が一人だけ
先ほども触れましたが,講師はDr.穂澄のみです.講師によって相性の善し悪しが決まるんだよね・・・という人にとっては,Dr.穂澄と相性が良ければ最後まで信じてついて行くことが出来ます.これは嬉しいですよね.例えば,「循環器科の映像講義の先生はいまいちで,循環器科の点数が毎回低い・・・」だと悲しいですよね.それがなくなるわけですから,一定の信頼で講義を安心して受けられるのはメリットだと思います.
(3)デジタル教育
今やデジタル教育はどこもお馴染みでしょうか?Medu4はiPadでの受講を薦めているので,荷物もかさばらないです.これ,実はすごく大事なことなんです.国試当日,持ち込みたい物って一杯あるんです.紙の教科書をたくさん持ち込むのは大変です.そこでタブレット1台だけで済むなら嬉しいですよね.地味に受験生のことを考えられた工夫だと思います.
(4)圧倒的復習力
Medu4は空欄書き込み形式です.過去国試で問われた重要事項が空欄になっており,そこに赤字で書き込んでいく方式です.なので,まっさらな教科書(PDF)をもう一冊用意すれば,何度でも復習できてしまう訳です.また,自分で空欄を作ってさらに暗記項目を増やすなんてカスタマイズも出来ますよ!この復習のしやすさは個人的にはメリットだと思います.私はMedu4の臓器別,マイナー科,公衆衛生,救急/中毒/麻酔を受講していましたが,直前期までテキストの復習に時間を費やしていました.それで8割以上の得点が出来たので,復習はとても重要だと思います.復習のしやすさは随一だと思います.
(5)講座毎に購入できる
Medu4は単科から販売しています.したがって,Total Costを安く抑えることも可能です.例えば,メジャー科は他の予備校だけど,マイナー科目はMedu4がいいな,なんて選択も可能です.そういう選択肢の広さ,金銭的なメリットは魅力的です.
Medu4のデメリット
強いて挙げるなら,紙の教科書が好みの人にとっては相性は合わないかもしれません.また,iPadを買わなきゃ行けないので,初期投資がかさむというデメリットもあります.
最後に
Medu4はデジタル教育の先駆けとして,今も進化を続けている予備校です.今後も便利な機能が増えていくそうなので目が離せないですね!是非,予備校選びに迷っている人は参考にしてください!
みるすきー